雨が続いていた中で、この日だけは素晴らしい晴天。
太陽の学校には、Living Classroom といって、Ecological educationを校庭で体験できるよう、ところどころにガーデンや素敵なネイチャークラフトがあります。
月に一回、放課後にネイチャークラブもあり。
それに、何と言っても、校庭が美しいんだわ。
私が太陽をこの学校に入れようと決めたのも、この校庭と、Living Classroomがあったから。
それが、この小学校の方針だと思ってました。
けど、違ったんです。
Nature clubもLiving Classroomも、
子供達に自然体験を、と、
強く、強く、望んでいる、
たった1人のお母さんの想いでできていたのです。
彼女が自分でスポンサーを集い、ファンドレイジングをして、ガーデンや、蜂やコウモリの巣を作り、外で授業をできる環境を整え、プログラムを運営し。。。。
先生たちに、冬だろうが雨だろうが”子供を毎日外に出してくれ”と協力を仰ぎ(先生も先生の事情があるのでなかなかうまくいかない)、
賛同してくれる親たちに協力を仰ぎ、
たくさんの資料を揃えて、
情熱的に、それでいて控えめに(先生や親たちに強制させないよう)、
敬意を払いながら、ほぼ一人でここまで創り上げたことを知りました。
これなーんだ? ....土に還る素材で作ったミツバチの巣です。 |
Outdoor Classroom |
草木織り |
もちろん、教養と経験のある彼女だからできたことですが、
だとしても、すごいことですよ。
そのパッションと、信念の強さと、優しさと。
もちろん全部、ボランティア。
以下、彼女が引用していたQuoteから。
"Passion is lifted from the earth itself by the muddy hands of the young; it travels along grass-stained sleeves to the heart.
If we are going to save...the environment we must also save an endangered indicator species: the child in nature."
Richard Louv
この想い一途に、ここまで創り上げてくれたんだなって話していて感じる。
彼女の息子くんはmiddle schoolに行ってしまうから、来年はLiving Classroom自体がどうなってしまうかわからない。
正直、彼女のように私がイニシアティブを取って後を引き継ぐなんてとてもとてもできないし、彼女の代わりになる人がいるのかもわからない。
でも、私にできる汚れ仕事(畑のね!)は全部参加しようと思ってます。
そんな背中を、うちの子供たちには、見せていきたいと思う。
今年は、彼女の働きかけで校庭にWetland(湿地帯)ができました。
早速、トカゲが卵を産んで、小さな世界が広がりつつあります。
彼女いわく、植物と生き物にとって、Wetlandはとても大事らしい。
私たちはまだこの学校にはお世話になるから、しっかり見守っていくわ。
Wetland Earthdayにシダをたくさん植えたよ。 虫たちの住処になりますように☆ |
今年よく聞いた大好きな言葉。
Earthday Everyday!
だよねーーーーー!
ちなみに、音楽関連でもパッションのあるお母さんがいて、今週は、子供たちがミュージシャンと一緒に歌うコンサートがあります。
想う力、行動に移す力、すごい。影響受けるわ!