2014年9月17日水曜日

山奥の温泉 soak in nature!


ついに、ついに行ってきました〜 Skookumchuck  hotspring!
最後に行ったのは太陽が生まれる前だから、実に6年ぶり!

ペンバートンをこえて、リルエットレイクからダート道をゴトゴトと約45km走った先に、ひっそりとたたずむ山奥の温泉&キャンプ場。
日本語だったら秘湯っていうのかな。
秘湯と呼ぶにはワイルドだけれど、そこがなんともカナダらしい。






おひさまが西に傾きかけた頃、火を焚く。
太陽は名の通りおひさまの子。
ずっと、キャンプファイヤーがしたくてたまらなかった。
ようやくその時がやってきたとばかりに、
火じくり棒で 、火をつついたり薪を入れたり。
ご飯を食べるのも忘れちゃうくらい没頭。
男の子って火遊びがすきなんだなー。不思議。
そろそろご飯でも食べてお風呂はいりにいこーぜー。



 さてさて、もう季節は秋。
昼間は日差しが熱くてまぶしい。
それでも日陰に入ると上着を羽織りたくなるようなそんな温度。
朝と夜はもうフリースと靴下が手放せない。

そんな夜や朝、寒さで縮こまった体を、お湯でほぐせる幸せ。
この温泉は、源泉掛け流しってやつで、効能もある。



星が瞬くころには、もう寒くて外にいられない。。
最近、オーロラがよく出てるらしい。
この数日、連続で緑のカーテンが空一面に現れたそうで。
夜中に起きて空を見ようかなと思ったものの、寝袋にくるまるともうダメ。。。


翌日、帰路についた。
ダート道の25km地点で、たった10分遅れただけで、

工事のためのロードクローズにひっかかってしまい、
なんと4時間待たなければならないことに!
はじめの1時間は、悔しいやら、こんな何もないところでどうするのさ!と放心状態。
その後、こんな森が深いところで、ゆっくりできるなんて贅沢だなと思い直す。
少し移動した先で見つけた贅沢スポット。
コーヒーがことさらに美味しい。





流木で船をつくって出航させた。
手足を使って斜面や岩場を飛び回り、そこらへんにあるもので遊ぶ子供達。
泥と鼻水が混じってぐちゃぐちゃの顔が、
いつもより生き生きとしていることに気づく。




そんなことしていたら、2時間経った時点で道路が開いた。
土曜日だったから、工事が半日だけだったようだ。ラッキー。

子供がいると、予定通りに進まないとイライラしてしまうことが多いけど、
予定通りに進まない良さを再確認できた。
まあ、どうにかなるし!
そんな時間をギフトだと捉えれば、とてもありがたくてラッキーなこと。

しかし、森の精気はやばいね。
体もそうだけど、気持ちいい方向に思考が働く。
特に、ペンビーから北方面の森は神聖で大好きだよ。


これからの季節、Skookumchuck hotspringおすすめです。
パンクしてる車を何台もみました。
スペアタイヤはお忘れなく!


2014年9月10日水曜日

工夫する日常が生きる力に。

気持ちのいい秋の空が広がるSquamishです。

夏休みの終わりに、友人から”冒険図鑑―野外で生活するために-”という本をいただきました。
これがなかなか素敵な本!
天気の読み方、野草やキノコの見分け方、雪洞の掘り方、草花で作る便利グッズ、ロープの使い方と工夫などなど、とにかく”冒険をしよう!”というワクワクする気持ちを駆り立てる本なのです。

太陽もこの本に見事にロックオンされて、笹舟をつくったり、竹細工を作ったり、葉っぱで相撲をしたりと、自然界の素材でつくる工作にはまっています。

このご時世、コードを電源にさせば、便利な機械が勝手にやってくれることがいっぱいあります。
ちょっとした工作だって、電ノコと電気ドリルがあれば一瞬でできます。
おもちゃだって、既製品がたくさん溢れてて、なんなら100円ショップで買えてしまうくらいで、わざわざ作るまでもない物もたくさんあります。

でも、やっぱりね、糸ノコでキコキコ木を切って、釘を一本ずつトンカチで打つ。
竹を切って、ヤスリをかけて、穴をあけて、ゴムを通して、弓つくる。
木の実を拾ってきてBB弾がわりにする。
工作の手順を指示通り作るのではなく、写真から判断して自分なりに考えながら作ってみる。
写真通りのものがなかったら、どんな物が代用品になるのか考える。
一本の木の棒も、釣り竿になったり、橋になったり、バチになったりして、イマジネーション次第でいろいろな物になる。

そういうことってとても大事ですよね。
考えなくても、機械でなんでもできてしまう時代だからこそ余計に。
そして、こういう工作の基礎や想像力は、手作業を大事にするウォルドルフ教育にかなり通じるものがあります。

かくゆう私は、このようなことが見事に抜け落ちたまま育ってしまったので、大きくなっても”壊れた物は修理する”、”代用品で乗り切る”とか”まず仕組みを考える”いう価値観があんまり育っていません。
だから、何かが壊れたり、動かなくなってしまうとお手上げ。(私みたいな人のために修理屋さんがいるんだろうね。)代用品もなかなか思いつきません。

今日も太陽が、”この2つの石、どっちが重いか知りたいんだけど、どうしたらいい?”と聞いてきたので、思わず電子計りを差し出しそうになりました。
イヤイヤ、そうじゃなくって。と、自分自身にツッコミながら身近にあるものを使って天秤を作ってみたりして。

太陽をみていて、”これはこうやって遊ぶ物だ”と決めつけないほうが、想像と工夫が広がるものだなあ〜と実感します。
それで、与えるものはシンプルで指示の少ないものがいい。
そして、結果を教えるよりも、仕組みづくりのお手本をみせてあげたほうがいい。(細かい原理は説明しなくても。)

昨日から、太陽のウォルドルフスクールのキンダーガーテンが始まりました。
上記に書いたことは、まさにウォルドルフスクールの得意とするところ。

夏休みの間、暮らしのなかのウォルドルフらしさが少し影を潜めていたので、
久しぶりにウォルドルフワールドを体感して、”ああ、やっぱりいいなあ〜”と再確認しているところです。

いい1年になるといいな。

2014年9月7日日曜日

晩夏にて。



9月になりました。
こちらは空がほんのり秋色です。
昼は30度近くまでありますが、夜はもうフリースが手放せません。

一日を振り返って、”ほっ”と一息つけるような、そんな夜がようやくやってきました。
長い長いと思っていた夏休み、終わったんだなあ。
うん、”秋”きてる〜〜。

この夏は、ゆうじくんの仕事が忙しいうえに
太陽が怪我したり、家族みんな熱出したりと、”おもいっきり夏をする”ことができなかったんだけど、それでもいい景色にであって、それなりにいい時間を過ごせたなあ〜〜。



LOVE Mt. Currie in Pemberton BC




Birkenhead Lake in Pemberton BC
ボートで釣り中の太陽とゆうじ



 VIEW OF HOWE SOUND, Murrin Park in Squamish BC



日々の見慣れた景色や、車でちょっと走った先に広がる圧倒的な森。

小さな畑だけど、野菜を育て、ハーブやお花をつんで保存すること。

朝一番の、”今日は、朝顔が何個咲いた”とか、”トマトが赤くなったよ”という報告。

そういう”当たり前さ”が、今なんだか胸にジワジワと響き始めてる。









LIFE IS GOOD....!











2014年9月5日金曜日

ただいま脱皮中

”周りの人達はみんな洋服を着てるのに、わたしだけ裸で恥ずかしくて仕方ない”
手で隠してなんとか平静を装うのだけど、隠しきれてなくて顔から火がでそうになる。

という夢をわりとみる。

どうやら、”本音でつき合うことを恐れていたり、演じている”という意味らしい。

思い当たる節があった。
そう、それは”恐れ”という感覚に近いものがある。
割と長い間、そういう節があったかもしれない。
しかし、この数年のあいだに、結構この夢を見ていたのに、どうして意味をググったりしなかったんだろう?
 
このことに気づいてから、日々すこーしずつ意識して、少しずつ殻をやぶっているところです。

夢の意味に気づいてから1ヶ月くらいたつけど、今のところみていない。
(そのかわり、木村拓哉家のディナーに招待されるという夢を見た。覚めたくなかった〜笑)

30代も成長の日々でございます。