帰国の前日、森に松茸探しにでかけました。
折り込みチラシに「松茸(カナダ産)」とあるように、ここBCでも松茸わんさか採れます。
ただこちらでは、松茸はマイナーきのこな方で、食べたがるのは中国人と日本人くらい。
こちらの人は、シャントレールだとか、ロブスターマッシュルームだとかそういうのを狙っている。
キノコをたくさん採って、スーパーやレストランに売りにくる人もいて、松茸の買い取り値は1kgあたり2000円くらいらしい。日本の高級食材のイメージ程高くないですね。
しかし、私は「松茸アレルギー」なことが判明。
よって、松茸採りと聞いてもあまり心躍らないのだけど、せっかく母も来ているしということで森にでかけました。
今年はキノコが遅いとか、少ないとかで、キノコ自体があまりいない。
松茸さんも例外ではなく。
太陽くんは、父ちゃんの背中から「キノコキノコ!」と教えてくれるんだけど、どれも松茸ではない。
それより、森が気持ちいい。
木漏れ日が注ぐ、ピリっ、シャキッとした秋の森。
下向いて歩いてばっかじゃもったいない。
BCの森は屋久島に雰囲気が似ているなあと思うときがある。
ここもレインフォレストで樹がよく育つ。
松茸には出会えなかったけど、いい森歩きだったね~
って車に戻ろうと歩いていた時、なぜかみんなから少し離れて歩きたくなり、なんとなくキノコ(松茸じゃない)と目があった。
そっちに引き寄せられる様に歩いていたら、「あれ、これって、、、。」
松茸じゃん!!
松茸はたいてい1つ見つけたら周りに何個か潜んでいる。
今回の松茸さんも家族づれ~。3個収穫しました。
松茸がダメなわたしが見つけてしまうのも、これマーフィーの法則ですね。
これからは日本のキノコ気まずい感じなんで(放射能をたくさん吸い取ってくれることには感謝)、松茸はカナダ産をどうぞ。
母の職場の同僚の娘ちゃん(母と娘ちゃんは顔見知り)がトロントから遊びにきていて、
その2人が縁でスコーミッシュに来ることになったクライマーのノリ君という「不思議な縁繋がり」で松茸をかこんでディナーしました。
その2日後の今日、気温が急にさがり、寒い雨が降っている。
ウィスラーでは雪がふったみたい。
雪が降って霜が降りるとキノコ採りは難しくなる。
短い秋が終わって、冬がスグそこに来ている。
短い秋、「海と森」両方をばあちゃんと楽しめてよかった。
さて、気持ち入れ替えて冬支度しよ。
今度こそルナの日記をアップします。
0 件のコメント:
コメントを投稿