鈴虫の音色が響く、デッキの上で、毛布にくるまり、木々の間から昇るお月様を眺めていました。
十五夜お月様の中に、餅つきうさぎを探した。
ピラミッドみたいに積まれた月見団子に添える、すすきを探しにいったあの記憶は、遠い幻のよう。
��ヶ月ぶりに訪れた安曇野には、もうしっかりと初秋の気配が漂っていました。
ちょっと前まで青々と目にまぶしかった田んぼも、
稲穂がこうべを垂れて、黄金色に様変わりしています。
(写真左:8月の安曇野 右:9月の安曇野)
はぜかけの準備をするおばちゃん
咲き始めたコスモス畑
畑一面に咲くそばの花
イガイガの殻を開き、姿を見せる栗たち
リンゴも、収穫の時期を迎えました
まちがっても、栗は真夏に割れたりしないし、そばも夏に花をさかせたりしない。
この「当たり前」って、すごいなあとしみじみ思う。
安曇野で開かれていた、星野道夫展に行ってきました。
奥様の直子さんのお話と一緒に、アラスカの動物達の写真を見ていたら、
カナダのパリっとした秋の風が、脳裏に駆け抜けていきました。
色とりどりのベリーは、そろそろ実るころだろうか?
熊たちは、冬眠の準備をしはじめたころだろうか?
山の上は雪が降っただろうか?
生命力あふれる短い忙しい夏が終わって、静かな長い夜が今年もやってきただろうか?
田舎にいると、四季を感じ、想いにふけることが多くなります。
なぜなら、「自然」が季節の変化を、
色で、
姿で、
音で、
匂いで、
風で、教えてくれるから。
それは、心に色が灯る、豊かな瞬間。
そんなこと、今更言わなくても、「当たり前」のことかもしれない。
わたしは、20代前半まで都会で暮らしていたから、この「自然の摂理」に最近になって気づいたのです。
私は今、この「当たり前」のことが、新鮮でなりません。
紅葉ももうすぐですね♪
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おこわ??
ものすごくおいしそう♪
私のお腹もだいぶ実ってきたよ~。もう少しで収穫できそう(笑)
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うなね>それが口から手が出るほどうまかったよ!
みなこベイビーももうすぐかー。一年は早いなあ~