トーキョー 5日目
‘アボリジニが生んだ天才画家、エミリー・ウングワレー展‘
とやらに行ってきた。
http://www.emily2008.jp/
ここはセドナ?と思うほどの強い強い、砂漠と大地のエネルギー。
大地とスピリットと宇宙が繋がった、祈りのアート。
サードアイがぐわんぐわんで、倒れるかとおもった。
わたしは、土着質の強いエネルギーとなかなか仲良くなれない。
とても興味があるのだけど、入り込むとグルグルする。
なんていうかフィールドが違うのだ。
そのあと、太鼓を打ちにいく予定だったけれど、
エミリーの絵が、太鼓の鼓動と似ていたのと、久しぶりの都会酔いで「アー今日は無理だわ」と、引き返す。
地下鉄がトンネルを抜けて、郊外へ向かう。
ほとんどの人々を目的地まで届けたあと、多摩についた。
ピンクの夕焼けがきれいだった。
ひしめく家と電線が、あんなに温かく映える夕焼けは、日本の特有美かもしれない。
わたしがいまいるところは、
太陽より、蛍光灯のほうが眩しく
世界中を旅してきた風より、排気ガスの方がたなびき、
空よりも、溢れんばかりの特売品に目が行ってしまうような、
何か大切なものが特急電車のスピードで消えてゆく。
その電車には乗りたくないのに、気づいたら乗ってしまている。
そんなところ。
いとも簡単に、地球との繋がりを忘れさせてくれる。
ある意味、人に守られていて、安全なところなのかもしれない。
けれどこの街のひとは、
当り前のように地震や雷や台風と、上手につきあっている。
当たり前すぎて、それらが自然の一部だってことを忘れてしまうほど自然に。
わたしは、このギャップを埋めることができなくて、うーん。と唸った。
昨日、夜中に雷鳴がとどろき、どしゃぶりの大雨を連れてきた。
��0秒と外に出ていたら、ずぶぬれになりそうなその雨は、
思い出したように降り出し、夜通し続いた。
表面に、コンクリートというぶあついファンデーションを塗られた地球の大地は、
水と繋がることをさえぎられてしまったかのよう。
土が吸収することのない、おびただしい量のこの水は、
いったいどこに流れて行くんだろうか。
ここは、わたしのホームタウン。
わたしが生まれ育った街。
マイペースでいきますわ~。
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私もすっかりのんびりペースになれてしまってるけど、
東京の特急ペースが懐かしくもあるな。
ネオンとか24時間オープンのコンビニとか、自動販売機・・・。
そして、地震に対するリアクションも薄いよね。確かに。
ここ4年間地震経験してないなあ・・・
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natsuki>ひさしぶりにネオンや蛍光灯ガンガンの電気屋さんにいくと、クラクラするよ~~!カナダって、電気暗めだから、よけいに倒れそうになったわ~。
地震こわいねえ。まあ、運みたいなもんだと思うんだが。