こちらのクリスマス、クリスマスキャロルや、手作りクラフトで温かい雰囲気がたっぷりあって大好きです。
と同時に本当に毎年考えさせられる。
物・物・物&チョコレート
現代の子は、与えられることに慣れていて、’物’が彼らの心をどれだけ豊かにし、感謝の心を育てられるかは疑問だよなあ。
まあ、子供に限ったことではなくて、大人同士でもプレゼントのやり取りをするので、こちらのクリスマスは日本のお歳暮文化と似てるかもしれない、と言ったらわかりやすいかな。
なにはともあれ今年もやってきたクリスマスシーズン。
先日、思いやりを育てる。という記事を書きましたが、その続きになるような、ちょっと素敵なことがありました。
それは、少し前に太陽の学校であった、'Santa's gift shop"というイベントの時のこと。
このイベントは、学校中の家族から、新古品のおもちゃや、ジュエリー、雑貨などのドネーションを募り、子供が買える値段をつけて、その中から子供達が家族のみんなにギフトを選んで贈るというもの。
だいたいどれも一つ50セントくらいで売られているので、3〜5ドルもあれば家族みんな分のプレゼントが揃います。
いわば、子供達がサンタクロースになって、家族を喜ばせよう!っていうイベント。
与えられることに慣れている子供達にとって、
”自分のお小遣いで家族のためにプレゼントを選ぶ” って
優しくてワクワクする、思いやりの育て方だなあって、心が温かくなりました。
ちなみに、うちの太陽くんも、私とルナと父ちゃん(兼 自分)のプレゼントを、じっくり時間をかけて選んできてくれました。
選んでくれた物もそうだけど、純粋に彼の気持ちや時間が嬉しかったなあ〜〜。
なかでも、ルナが一番喜んでました。
イースターのうさぎのぬいぐるみと、シンデレラの絵本。
太陽くん、私やユウジには絵を書いたり、お手紙くれたりするけど、
妹に、自分が選んだプレゼントをあげることってなかったと思うから。
ルナちゃん早速、季節外れのイースターバニーちゃんと一緒に寝てました。
このイベントも、なんたって親たちの”思いやり”からきていると思うと、思いやりは循環するのだなあと気づきました。
そう思うと、サンタクロースの魔法も、世界中の大人達の ”思いやり” でできている。
この魔法にかかった人が、いつまでも忘れないのは、
もらったおもちゃのことではなくて、”魔法にかかったひと時”なんだよね。
人は、この素敵な思い出を後世にも伝えていきたいって思うから、今も世界中で続いているのだよね。
サンタへのお手紙。 |
そうだ、昔、カナダにきたばかりで、クリスマスに予定がなかった時に、
友人のホームステイ先の家族(つまり全く知らない人)がクリスマスディナーに呼んでくれたことがあったな。
なに食べたかは忘れたけど、”クリスマスに異国で一人で過ごすなんてダメよ!”っていうその気持ちが何より嬉しかったな。
結論。本来、クリスマスは思いやりの日なんだわ。
クリスマス、皆さんも心温かい、マジカルな一日をすごしてくださいね!
Merry Christmas to you!
スーパーにあった大きめのツリーを買ったら 予想以上の大きさでした。。。家狭いのに。 |
過去記事で人気のサンタクロースのプレゼント と simplify christmas もよかったらお読みください。
人気があるってことは、共感してくださる人が多いということなのでしょう。