2016年2月27日土曜日

HeでもSheでもなく。

日本のニュースでたびたび、イマドキの若い男の子は”草食化”のみならず”絶食化”してきているなんて話題を耳にする。

トランスジェンダーという言葉も目新しいものではなくなり、同性愛者の結婚が合法化されているBCでは、同性愛者のカップルもそこそこ身近にいるので、まだマイノリティーではあるけれども普通のこととして浸透しつつある。

そして今日、カナディアンの友人と話していて感動したことがあった。
彼女の高校生の息子によると、彼らの世代には、精神的に、トランスジェンダーもしくは男と女そのどちらにも属さないニュータイプの人がいて、そのどこにも属さないニュータイプな人達を、HeでもSheでもなく、"Ze"と呼ぶらしい。

これを聞いたとき、時代は進化している!とびっくりしたと同時に、ナイスランディング!と感心してしまった。

英語と日本語はさほどでもないけれど、ラテン語は、だれが決めたのかしらないけど、こと細かに女性名詞、男性名詞がある。わたしはそもそも、この分類がきにくわない。
そもそも、男性にも女性にも、心の内側に、太陽と月もあれば、花と剣がありるのだから、一方的に女はこう、男はこう、と決めつけらるのは違和感を感じる。

女性、男性、その両方もしくは反対、もしくは中性。

"Ze"があってもいいじゃない!

私の世代1970年後半に生まれた人達の中に、インディゴチルドレンと呼ばれる人達がいる。
インディゴのあとは、かなり数は少ないようだけどクリスタルチルドレン、最近はレインボーチルドレンがいるそうだ。

インディゴチルドレンは、インディゴ色の魂を持っていて、新しい社会を作るという使命のもと、古い体制と戦う人達とされている。
その後、インディゴチルドレンが築いた社会に、平和と調和をもたらすのがクリスタルチルドレン、さらに、すでに覚醒した魂をもっている平和の使者がレインボーチルドレンというそうだ。









私の世代&少し上の人達は、確かに社会と戦ってきたと思う。
搾取するシステムからFair Trade, grass roots運動をサポートし、エコという言葉で環境問題を声高に訴え、暴力による解決をよしとしなかった。(かっこよく言えば)
その下地のうえで生きているのが、ゆとり世代と言われる人達だ。
ゆとり教育だけではなくて、世代的に平和を好むおっとりした人達がいてもおかしくないと思うし、さらには'Ze"が生まれてもおかしくない。

わたしはこの国ではマイノリティーだから、様々な背景のマイノリティーの人達を知りたいし、受け入れられる心でいたいと思う。

太陽とるなを通じて、これからどんな世界になっていくのか、私も学ばせてもらおう。

あたまと心を柔らかく。














2016年2月14日日曜日

さらば Dodge Cummin 1992

3年前、念願のトラックがやってきた。
ようやくレストランが軌道にのりはじめ、少しばかり貯まった貯金をはたいてかった1992年式、Dodge cummin first generation。
いろいろな想いがありましたが、今売りにかけてます。

正直、ユウジさんがこのトラックを連れて家に帰ってきた時はひきました 笑。












なぜ、こんな巨大で、3ブロック先からも分かる程の爆音の、
ベンチシートで超狭い後部座席の、
今時黒煙を吐く、
古いこのトラックに100万円近くだすのだろうと、

憤りすら感じ、そして、わたしはなぜトラック選びについていかなかったのだろうかと激しく後悔しました。(懐かしい。)

まあでも、それなりに熟考したうえでこのトラックに行き着いたわけでして。
その理由の一つが、廃油を燃料として使って車をはしらせたい!という想い。
それと、ゆうじさんの好みにガッチリハマったこと 笑。

その後、廃油プロジェクトも一進一退を繰り返し、外付けのオイルタンクも手に入れて実現まであと少しか、、、?!というところまできたのだけれど、結局実現しなかった。

その理由に、廃油を燃料にすると、町中の近距離移動(これがメイン)では、ガソリンから廃油に切り替えるタイミングもないまま目的地についてしまうし、かといってバンクーバー、ウィスラー間の中距離移動はそう多くない。
それと、廃油をフィルタリングして保管する場所が確保できなかった。
と考えていたら、途中から廃油にこだわる意義がわからなくなってきてしまった。

そして、一旦中断しているあいだに、引っ越しが決まりました。

引っ越した先は、信頼できる車が2台ないと生活がままならないエリア。
この半年のあいだに、Dodgeのマイナーな故障(エンジン&ミッションは快調)に泣き、家族でトレイラーを引っ張るような旅行にこのおじいさんは耐えられるかなあ?という疑問もでてきて、そろそろ”ちゃんとした普通”の車が必要だね。ということで意見が一致して手放すことになった。

Farm暮らしやホームビジネスをしている人、パワー系の用事専門、もしくは小さい子どもがいない状態だったら実現可能だったのかもしれないけど、”家族で楽しむ車”としては、不安が残った、、、かな。わたしとしては。

争いごとの元、石油に依存しなければならない社会から脱する自分たちを作りたかった。
石油に依存しなくても廃油で車を走らせる、というアップサイクルな考えが大好きだった。
ゆうじさん的には、このトラックの”野郎度”とビンテージ感が最高なそうで、
荷台をテントがわりに家族みんなで寝たり、いい思い出もいっぱいある。

でも、時代は進化していて、電気自動車もどんどん進化して、水素エンジンの車もでてきているんだよねえ。

廃油プロジェクトを計画しはじめた6年前くらいは、まだ電気自動車もプリウスくらいしかなかったけど、今は各社開発が進み車種もかなり増えた。
その中でもテスラが、家庭用ソーラーパネルを開発していたり、庶民にも選択肢が増えつつある。

10年もすれば、1992年式Dodgeを町で見なくなるかわりに、四駆やトラックの電気自動車や家庭用自家発電があたりまえになっているかもしれない。。。。
石油以外の燃料で走る車もでてくるかもしれないし、、。

あっというまに時代は進化していくねえ。

DODGEに”夢”を託して、可能性を探ったこと。
私たち夫婦にとって、夢と現実と未来のバランスを考えるいい時間になった。
ケンカも山ほどしたけど、、、笑


新しくこのトラックを愛してくれる人がみつかりますように♡



2016年2月11日木曜日

BOKASHIコンポストと春の準備

庭の桜に小さなつぼみがつきはじめました。
昨日は14度もありました。三寒四温の最初の”温”だったのかなあ。

引っ越しして、生まれて初めてMy yard持ちになりまして、小さいガーデンだけど今年はちょっと計画的にやってみよー!と晴れた日に少しづつ準備にとりかかってます。









お花ガーデン予定地。

掘り返して土を足した。
赤ちゃんミミズがたくさんいた。
夏にはお花がぶわあーーーっと!な予定。
でも、ちょっと目を離したら猫の足跡&堀った跡が。
タロウさん、ここトイレじゃないからね。




春先の土の肥料にと思って、コンポストを準備中。

そもそもコンポストってなに?
最終的に土をつくることなの?それとも家庭ゴミのリサイクルの方法?
どうやってやるの?

というところからはじまり、

とりあえずに去年よく考えずに、家にあった素材(業務用バレル)と廃材で作った回転式のコンポストビンがあるのでそれに適したコンポストの方法を調べる。

結果、こういうことらしい。

☆回転式コンポストビンの用途☆
-1度にまとめて生ゴミと紙ゴミ等を投入する(発熱の過程で空けたり閉めたりすると発酵しない)
-はやければ4週間程度でコンポストができあがる

というところでハッ!!とした。

回転式コンポストビンには土は入れない。(入れてもいいんだけど)
ということは、あくまでも”コンポスト”というのは土をつくることではなくて、”生ゴミと紙ゴミを有機肥料化させて土に還す準備をすること”なんだと気がついた。

でも、ちょこちょこ生ゴミ(というか資源)を追加できない、、、んーーー。
生ゴミ(というか資源)をまとめてためておくなんてそんなの不可能だぜい。

そこで、いきついたのが、BOKASHIコンポスト。
ボカシは日本発祥だけれど、こっちでもBOKASHIとして売られてますし、本にもなってます。
           
私の理解が正しければ、BOKSHIコンポストのやり方は、BOKASHI用の容器に、一日分生ゴミを入れ、BOKASHI粉を振りかける。そしてまた次の日のゴミをいれ粉をかけて、、、を繰り返し、容器が満杯になったら蓋をして最低2週間放置。加熱した残飯なら肉や魚も乳製品入れていいらしいけど、そこはまだ勇気がでないので、野菜穀物メインの無難な方法でいきたいと思います。その後、発酵したものを土にまぜて肥料として使う、もしくはゴミを土に還す。ということらしい。まーでも、成功したかどうかわからないものをいきなり畑に入れるのは怖いので、発酵したら回転式コンポストビンに土をいれて、そこで堆肥化する!というのが今回の計画。って、この時点で春までに間に合うかどうかは微妙だけど、、、。




BOKASHI用の容器には、サムライでたくさんでる醤油のペールを2重重ねしてコンポストティー用のコックをつけてもらった。
余談ですが、このKIKKOMANペール、ほんとうに便利。
工具入れにも、草木染めにも、コンポストにも、保存容器としてもなんにでもなる!
今度日本に帰る時、逆輸入KIKKOMANペールとしてオークションで売ったら売れないかな!?


さあ、うまくいくでしょうか!?


Sea To Sky Corridorの中でもBritannia Beachは温かいです。
霜も降りないし、雪もふらない。
チューリップの芽もでてきた〜〜。

行く1月、逃げる2月、去る3月。
あっというまの3ヶ月だそうです。

春は意外とすぐそこにきてますね〜♪