2014年3月27日木曜日

クロッカスのメッセージ

サマータイムになりました。
おひさまの時間が長くなったー。

春を告げるクロッカスの花。
鳥達の歌声
メスをおいかけるオスのリス達。

まぶしいくらいの日差し
その翌日の雪

三寒四温の真ん中。
でも行き先は春、いや夏。
枯れた木々も、じきに新緑でいっぱいになり、夏には休息の木陰になる。
そんな様が、目に浮かぶ。


外では私にベッタリで、内弁慶でシャイなルナが、
5歳のお姉ちゃんに手をとられ、遊びだした。
私から離れて遊ぶなんて、初めてのこと。
口をぎゅっと結んでいるものの、心の緊張はすこしほぐれてきたかな?

今日は初めてランバイクに乗った。
当然、バイクにまたがってもヨチヨチで、見かねて”押そうか?”と声をかけた。
でも、”いい、じぶんでやる。”とルナ。
お兄ちゃんがいるからかな。昔から結構負けず嫌いなところがある。

本当にママッ子だった太陽も、夜1人で寝るようになった。
いつのまにか大きくなっている足。
新しい靴を買う時、いつもホロリとしてしまう。
誰とでも仲良くできて、ひょうきん者の太陽。
でも、わたしは彼に少し厳しすくしすぎてるかもしれない。
大きくなった靴をみながら、”大好きとごめんね”がこみあげてくる。

太陽は、とっても運動神経がいい。それ故にヒヤヒヤする。止めそうになる。
彼のチャレンジをどーーんと見守ってやれるようになりたい。
















毎日同じように過ぎているように感じる。
でも、確実に成長している。
それに気づくと、気づかなかったことを悔やむ。

夏の日差しが、子ども達の瞳に、笑顔に反射する。
その頃には、ルナは上手にランバイクに乗れるようになり、
太陽のことを、”少年”と呼ぶようになるんだろう。

きっとこの春も、夏もあっという間に過ぎていくんだろうな。
子ども達もきっとあっという間に育っていくんだろう。

よく言うように、子どもとどっぷり一緒に過ごせる時間は短いのだろうね。

なんてことをを感じる芽吹きの時期。
どんよりとした冬が終わり、忙しい春と夏の前の、楽しい物思いにふける季節です。


2014年3月24日月曜日

Waldorf Doll ついに完成! 〜髪の毛の付け方など〜

取りかかっては放置してとゆっくり作っていたおかげ1年かかってしまいましたが、娘のWaldorf Dollが完成しました!

もしかして誰かの参考になるかもしれないので、作り方をupしておこうと思います。
今回は、一番手間がかかると言われる髪の毛の取り付けです。
ボディーの工程はこちら

まず髪の毛の毛糸なんですが、絶対絶対モヘアがおすすめです
わたしはモヘア70%に、同系色の毛糸20%と、ドレッド風の赤系の毛糸10%を混ぜ込ませて使いました。

一本ずつ縫い付ける方法もあるようですが、気が遠くなりそうだったので、レイヤーを作って縫い付ける方法にしました。

1. まず毛糸を、人形の足首までの長さ x2にカットして、大量に用意します。
それを左右同じ長さにしてお人形の頭にセットします。

2.まずど真ん中の分かれ目(First Hair Line)で一層目を縫い付け、そこから3cmほど下のSecond, さらに3cm下のThird、私は一番したの襟足に毛糸を頭に縫い付けます。

その次に、1と同じ毛糸で、First, Second, Thirdと縫い付け(襟足はしない)、
さらに、1と同じ毛糸を、First, Secondと縫い付け、最後の一束はFirstだけを縫い付けます。つまり1の毛糸束を3−4レイヤーつくっていきます。







おさげにすると、後ろ姿が若干変な感じ。




























後ろからみるとこんなかんじ。

頭のテッペンに持ち上げている毛糸をおろすと自然なロングヘアになります。

わたしはこの髪の毛の付け方でよかったなあーと思っていますが、ポニーテールとか凝った髪型はあんまりできないかな。

ついに完成!




ながいことかかりましたがなんとか無事に完成!
胴体はダラダラと作ってしまいましたが、顔に表情がはいってからは早く完成させてやらなくちゃという気持ちで追い込んで作りました。

髪の毛からおなかから、手足まで、肌触りとか重さとか、柔らかさとか、すっごい気持ちいいです。
洋服はルナが小さい時に着ていたワンピースを詰めてつくりました。

名前は”あやちゃん”。


ただ、、、娘はあやちゃんのこと気に入ってくれてるんですが、いまのところほったらかし度がかなり高めです。。。母、無念!
まあながーい目で一緒に遊んでいってくれれば嬉しいかな〜〜


時間掛かっちゃったけど、つくっていて楽しかったな。

私にとっても素敵なクラフトタイムになりました。





最後にサプライヤーリスト

髪の毛:The knit & Stitch (West Vancouver)
肌  :Dressaw (Vancouver)
羊毛 : Birkland Bros Wool (Vancouverでも閉店してしまった)
ドールニードル:オンラインで買えるらしい


2015 Dec 追記: Waldorf Dollその後 〜髪の毛増量中〜

2014年3月12日水曜日

心の衣がえ

今年も3月11日がやってきました。

うん、いろんなことを考えます。

地球上いろんなところで、いろんな災害が起こっていて、
明日は我が身というか、いつどんなことに巻き込まれてもおかしくない。

311からずっと、そういう気持ちと、
家族が離ればなれになったり、失ったりすることへの恐怖がいつもどこかにあった。

そういうのが、母親としての普通のことなのかわからないけれど、私自身をかなり億病にさせてきた気がする。

気がつくと、自分の目線でしか物事を捉えられなくなっていて、情報に目がいきがちで、
もっと大きなもの、形としてみえないもの、ーOnenessとか地球意識とか愛とかー、そういうものを信じて、委ねて、そのなかで日々フルに生きる。ということを、忘れがちになっていたな。
(なんで、パッと目につくとこにキツいニュースばっか溢れてるんだろう!?もうっ!)

だから、久しぶりにグラウンディングワークをした。
すぐに、静寂につつまれた森や湖がイメージのなかに現れた。
全てを溶かしてしまうマグマが現れた。
すごく落ち着く。わたしはここと繋がっている。
大地と繋がっている。地球と繋がっている。わたしは地球の一部。
この静寂と美しさのなかに、心と体を委ねよう。

子育てに追われる日々。長い長いマラソンのように感じる。
でも、小さな太陽が、もっと小さなルナを抱っこしている姿や、
子ども達のことばの魔法や、
家族みんなでプールにいって楽しかった〜って感じる時とか、
そういうささいな日常のワンシーンに出会うたびに、

”ああ、この人たちだけは絶対に失いたくない。守りたい” と思う。

それは、すごくすごく幸せなことだなと思う。

これからは、”家族を守る”という強い気持ちに、大きなものを信じることを足して、
臆病な殻から少しずつ顔をだしていきたい。
なんだか最近急にそう思うようになった。

なんてったって、春はもうすぐそこ。

ここ数週間、低気圧のせいなのか、よくわからないんだけど、エネルギーシフトしてる気がするんですが、みなさんはどうでしょう?
もし、そうだとしたら、わたしと私の家族の人生が、向かう道、その光にむかって、顔をあげて前をむいて進んでいこう。