ウィスラー⇔ペンバートン間の片道30kmの山道運転もようやく慣れてきました。
日々変わりゆく山々の息吹を感じながらの運転も悪くないよ。
金曜日の夜、仕事を終えて、いつもみたいにチョロQに乗り込みエンジンをかけた。
��んん??なんか調子がおかしいかな?)
とおもったけど、ちゃんとエンジンもかかったので、ペンバートンに向かって走り出した。
ウィスラーの一番北にある住宅地、Emeraldを抜けると、カーブの続く山道がはじまる。
ここから20kmほどは携帯が通じなくなる。
街灯のない山道はまっくら。
Wedge Mtのtrail headにさしかかったあたりで、
きゅうにこめかみから眉間にかけてしめつけられるみたいに、きゅーんといたくなった。
��んんん?なんだろう?長時間働いたからな、疲れたかな。
なんだかやな感じだな。このまま運転するのやだなあ。今日はウィスラーにいたいなあ)
そう思いながら走っていたら、突然タコメーター(エンジンの回転数メーターね)が ひゅーん と0になってしまった。
��ええっ?!)
っと思っているうちに、まずCDが動かなくなりライトが消えた。
その後、暖房や時計などの計器ランプ次々に消え、心なしかライトの明かりも弱まった気がする。
車に詳しくない私でも、バッテリーの故障ということはわかった。
車が動くうちはいいけど、この道の途中でライトが消えてしまったらやばい。何も見えなくなっちゃうよ。
そのまま、Uターンしてウィスラーに引き返す。
町までの数kmのあいだも気が気じゃなかったけど、Emeraldに入り、ほっと一安心。
そのまま、Alpineまで戻ってきてGone Cafeの駐車場に車を止めて、UGに電話。
ペンバートンから迎えにきてくれるとのこと。よかった~、これで大丈夫。
とりあえずover nightで車を止められるスキー場の駐車場まで車を動かそう。
と、駐車場を出ようとしたら、アクセルもブレーキもうまく動かない。。。
結局なんとか駐車場をぐるっと一周して同じところに帰ってきたところで車が完全に動かなくなった。
これがハイウェイじゃなくてほんとによかった!!
仕方ない。ゆうじを待とう。
...30分経過。ブルルルルル。外気の寒さの方が室内より強くなってきたなあ。
ちょうど車が底冷えしはじめてやな感じなった頃ゴルゾー男爵とゆうじが到着。
あれこれ調べた結果、Towing(レッカー)してもらわないとなーってことになったけど、
夜中の12時も回り、おなかもすいていたのでtowingを待ちがてらビレッジに行くことに。
すると、ビレッジの駐車場で、休憩中のTowingCar(レッカー車)を偶然発見!
事情を説明すると、すんなりTowingしてくれることに。しかも無料で。
あとは全部やってくれるとのことで、おなかを満たして家路につきました。
ついてます。ついてます。
ありがたやー、ありがたやー。
みなさんも経験あると思うけれど、たとえ物だとしても愛着がわけばわくほど、その物の個性がわかってきて、物が自分のために頑張ってくれてるのを感じる。
��5歳になるチョロQ、確かに左足の筋トレになりそうなほどクラッチは固いし、
サスは固いし、ボディーはガタがきてるよ。
だけど、それ以上に楽しい思い出がいっぱい。夏も冬も、私たちのハードユーズにも関わらず頑張って走ってくれていた。
優しいやつなんだあ、チョロQは。
今回も、ウィスラーからそう離れてもなく
ハイウェイでもなく駐車場で、
真っ暗な山道でもなく携帯の通じるエリアで故障してくれたチョロQに感謝。
私もtitiも無事だったよ。
なのに、なのに、ゴルゾー男爵がやってきてから、ついついチョロQとゴルゾーを比べてしまっていた。
ごめんね、チョロQ。
駐車場で、うんともすんともいわなくなったチョロQに、私たちを安全な場所までつれって行ってくれてありがとう。
と、心から思いながら、なんだかおセンチな気持ちになってしまった。
それと、故障の直前に頭が痛くなったのも、「なんかあるよ~」っていうメッセージだったんだな~~。
あ~~~わたしは、いつも守られてます。ありがとう。
ちなみにチョロQ、さっそく修理して元気に走ってま~す